KAPSOMは、2023年11月28日から30日までの3日間、画期的な西アフリカDGHVグリーン・アンモニア・プロジェクトのための重要なHAZOP(危険・操作性)分析会議を成功裏に開催した。この会議には、生産管理、プロセス・エンジニアリング、安全、設備、電気、計装の専門家が、プロジェクトの所有者グループの代表者とともに集まった。
プロジェクト紹介
西アフリカDGHVグリーン・アンモニア・プロジェクトは、グリーン水素と大気中の窒素を利用し、アフリカ初の完全にダイナミックなカーボンニュートラル・グリーン合成アンモニア施設となる予定である。このイニシアチブは、持続可能なエネルギー開発における重要な一歩であり、その第一段階は、ドイツ連邦教育研究省および地方自治体からの資金援助により、1.5GWの容量を誇る。このプロジェクトは、グリーン水素とアンモニア、およびそれらの誘導体の生産に主眼を置いている。
プロジェクト・オーナーの設計研究所もオンライン参加したHAZOP分析会議では、KAPSOMの専門家がプロジェクトの各ユニットを綿密に調査した。チームは、設計されたプロセス条件からの潜在的な逸脱を徹底的に分析し、危険性を特定して操作性に関する懸念に対処した。
この共同作業の結果、さまざまなプロセス条件が包括的に評価された。会議は、リスク分析の詳細な要約と推奨される安全対策一式で締めくくられた。レビューでは、すべてのプロセスフローが安全で管理可能な範囲内にあり、重大な危険は検出されなかったことが確認された。
今後KAPSOMは、アンモニア合成装置の安全性と操作性をプロジェクト・オーナーの期待に沿わせるため、推奨される各対策を厳密に追跡、見直し、実施することを約束する。HAZOP分析が成功裏に完了したことは、KAPSOMの安全性と綿密な計画への献身を示すだけでなく、この画期的なグリーン・エネルギー・プロジェクトを円滑に進めるための強固な基礎を築くものである。