アンモニア・プロジェクトを成功裏に開催 HAZOP解析は設計の安全性検討の重要な一環である。KAPSOMが請け負うコロンビア・グリーンアンモニアプロジェクトの詳細設計が完了に近づき、予定通り2023年5月17日~20日に同プロジェクトのHAZOP解析会議を開催した。
HAZOP分析会議を実施する目的は、化学プラントのプロセスと操作を体系的にレビューし、間違った操作、間違った実行、設計目的からの逸脱によって引き起こされる潜在的な危険と結果を決定し、評価することである。既存の生産設備の安全性、安定性、是正可能性と組み合わせて、多くの分析結果が形成され、最終的なHAZOP分析報告書が作成される。統計によると、HAZOP分析により、設計上の理由による事故を29%減らし、運転上の理由による事故を6%減らすことができる。
会議の前に、私たちが提供したリスクマトリックスは所有者によって確認されました。4日間のHAZOP分析実行期間中、技術提供者と設計研究所の関連専門技術者は、装置全体の全ユニットについて「ブレインストーム」ディスカッションを行った。このミーティングは全部で15のノードに分けられ、チームのメンバーはそれぞれの専門的な観点と後の実運用プロセスにおける高リスクのシナリオから突っ込んだ議論を行う。
この会議の開催は、プロジェクト完了後の装置の安全で安定した運用に必要な設計の基礎を提供し、また、プロジェクトの建設目標とタスクを高品質で効率的に完了するための強固な基礎を築くものである。